土曜日の夜8時からのNHKTV「探検ロマン・世界遺産」はお気に入り番組のひとつなのです! 先週は昨年行ったばかりの南フランスの城塞都市カルカソンヌが主役でした。 旅行ではいろいろな場所を回ったので、じっくり味わう暇もなかったけど、こうやってテレビでカルカソンヌの中世からの歴史を学ぶともう一度訪れたくなってしまいます。 今更ながら私の「フランス大旅行」のウェブリーアルバムを見返してみると、あれれ?写真だけで何にもコメントが書いてない! 2重の城壁に囲まれたカルカソンヌ全体はは上の写真の観られるようにかなりこじんまりしていて田園風景の真ん中に突然現れたと言う感じがします。周囲は1.7kくらいだから、ちょうど私の住んでいる光が丘の半分位しかないはずです。 街の住人は当時大工、鍛冶屋、織物職人などが1000人ほど住んでいて、住民全員で町を守ったと言われています。 9世紀に敵に囲まれて5年間も兵糧攻めにあった時、カルカス夫人の機転でなけなしの食料を一匹の豚に与えて、その豚を城から投げ落としたのだそうです。豚のお腹から飛び出した食物を見た敵が5年経ってもこんなに食料があるのかとあきらめて退却したそうな・・・それがカルカソンヌの都市名の由来。 水は何よりの宝物なので、城内には大きな井戸があり、地下室には食物を大量に貯蔵できる 設備になっていて、豚と豆の料理カスレが名物(そういえば、美味しかったっけ!) 廃墟と化していたカルカソンンヌが修復され始めたのが1860年、円錐形のお城の屋根は原型とは違うかもしれないけれど、中世のお城のイメージをこれだけしっかりと再現されたのはすごいです。 最後にライトアップされた城塞都市(ラ・シテ)の写真を載せます。 |
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海外旅行
パリからそう遠くないところにベルサイユ宮殿があり、ここにくるとなんか中世の風を感じます ...続きを見る |
Passportlife 2007/02/25 21:18 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
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私がカルカッソンに行ったのは1982年11月、夫の仕事で初めてフランスに行った折のことです。パリから列車で行ったのですが、夕闇の中、だんだんLaCitteの姿がほの黒く浮かび上がってきました。その時の印象はいまだ胸にやきついています。駅近くのホテルに一泊、翌日La Citteをゆっくり歩き回りました。先日のNHKのプログラムは嬉しかったです。また行きたいな〜とつくづく思ったことでした。 |
Florence 2007/02/21 18:14 |
Florence さま |
Lisa 2007/02/22 23:03 |
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